2012年12月15日に営業の魔法~勇気の言葉(角川)を出版して以来ですから、約3年ぶりに新刊を出すことになります。
営業の意味……というタイトルですが、原稿に着手したのは2011年10月4日とある。なのでほぼ4年越しの脱稿だ。その間、6回書き直しました。それも丸々書き直しています。
なぜ、私たちは、こんなにも辛くて厳しい営業という仕事を続けるのか、なぜ、やめるという選択肢もあるのにやめないのか、なぜ、憑りつかれたように人生のすべてを賭けようとまでするのか……その意味をどうしても表現したかった。
表現できれば、今、営業で苦しんでいる人に光を届けられると思った。だから時間はかかったが必死で書いた。
しかし、すぐに売れる方法を求める人は本著を読んではいけない。なぜなら腹が立つからだ。要はそんな方法など一文字も書いていない。
本著は長く売り続ける、または買い続けていただく方法と考え方を記した。そもそも営業は、その職業が好きか、それとも嫌いなのかだけ。
そして、人にはもって生まれた天賦の才(資質)と訓練によって身につく能力(才能)によって、いかような道も歩けることを知って欲しい。そして最も大切なことは、営業を嫌いな人は本著を手にしないという事実です。
中村信仁