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事業の選択と集中

過去20年に渡って繰り返し指摘されてきたこの課題「事業の選択と集中」ですが、古くからある取捨選択という日本語と同義に捉えてはいけないのだろう。

 

取捨選択は捨てるものと残すものを選ぶのですが、選択と集中はあるものから選び出し特化することなのだ。

 

しかし、捨てずに選んで集注するなどという器用なことが我々にできるのだろうか? できないから20年もの間、いわれ続けているのではないのだろうか。日本人はやはり「取捨選択」の方がピンとくるような気がする。

 

沈む巨艦といわれた日立製作所の見事な復活は、競争力を失ったテレビなどの事業を捨てたからに他ならない。シャープは捨てられず残してしまったから未だに不振を続けているのではと勘ぐる。

 

もしかすると、これからの時代は……「取捨選択」と「選択と集中」の合体語「取捨選択と集中」がピンとくる。まず、なにを残すのか。残すもの以外は捨てる。そして残したものに集中する。

 

さて、私自身も人生の折り返しにきた。そろそろ、なにを残し、なにを捨て、なにに残りの人生を集中させるか、真剣に考えてみなければと涼しくなった北海道の空を見上げている。

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